むろと海野食の会・理念
室戸沖は高級魚・金目鯛の好漁場で、漁獲量も西日本トップを誇ります。
しかし、東日本の静岡県伊豆ほど金目鯛の産地として知られてはいません。
そこで産地としてのPRと同時に「室戸=魚が旨い」というイメージを醸成し、室戸に美味しい魚を食べにいくことが、旅の目的になることを目指し、行政とも力を合わせ日々取り組んでおります。
素材について
室戸産金目鯛
高知県の金目鯛漁獲量は全国第4位。(1位静岡、2位千葉、3位神奈川)
室戸沖は高知県の漁獲量(1005トン=2010年)の8割弱を占め、西日本第1位。室戸産金目鯛は漁場が近く、日戻りで鮮度が良い。
室戸沖にはその昔、海底火山として隆起した場所(大正礁と呼ばれる)があり、潮の流れなどから小魚が集まり、その小魚を追ってさらに大きな魚が集まる、良い漁場になっています。
金目鯛はこの水深360mの深い場所にいます。
漁法は、樽を浮かして70の餌(イワシやイカ)を付け釣り糸を360mまで垂らす縦縄釣り。一度に20〜30匹が釣れ、たくさん水揚げされています。